地球と私たちのくらし — 2時間連続授業¶
この2時間の構成
- 対象: 6年 各学級(1組・2組・3組・4組)
- 単元: 地球と私たちのくらし(全2時間)/ B生命・地球 B(3)ア(ア),イ
- ねらい:
- 第1時 — 沖縄の環境の「今」に出会い、心が動いた「なぜ?」をたくさん集める
- 第2時 — 1年間追いかけたい自分の探究テーマを1つ決めて、クラスに宣言する
タイムライン¶
| 時限 | 時間 | 活動 | 中心となる問い | スライド |
|---|---|---|---|---|
| 第1時 | 45分 | 沖縄の環境問題の発見 | 沖縄で、今、何が起きている? | 05_地球と私たちのくらし_1時間目.pptx |
| 第2時 | 45分 | 年間探究テーマの設定 | 1年間、追いかけたい「問い」は、どれ? | 06_地球と私たちのくらし_2時間目.pptx |
スライド¶
構成(10スライド):
- タイトル「サンゴが白くなる、プラスチックが海を埋める」
- 6年理科の1年間(生命・地球・エネルギー・粒子の4領域)
- 今日のめあて+キーワード(見る・感じる・問う)
- 沖縄のしぜん(サンゴ礁・海の生きもの・沖縄の文化)
- 映像タイム① サンゴの白化(見えたこと/感じたこと/問いたいこと)
- 映像タイム② 海のごみ(知っておきたい数字)
- ウミガメの目線で海を見る(もし自分が〜だったら)
- 問いを出すタイム(10分・4ルール)
- 班で共有(7分・4ステップで整理)
- ふりかえり+次時予告(1年追いかけたい問いは?)
構成(11スライド):
- タイトル「1年間、追いかけたい『問い』は、どれ?」
- 前時の到達点+KEY QUESTION
- めあて+4ステップ(整理→3案→選ぶ→宣言)
- ステップ1 問いを整理する(KJ法的なコツ4つ+まとまり方の例)
- ステップ2 A案/B案/C案 の記入欄(ワクワク度5段階)
- ステップ3 1つに絞る — 4つのチェック(ワクワク/1年/沖縄/話したい)
- 具体化のコツ(「環境を守るには」→「ヤンバルクイナが守られる条件は?」)
- ステップ4 テーマ宣言カード(記入欄5項目)
- 宣言タイム(4ステップの発表フレーム)
- クラス全体でテーマを見える化(スプレッドシート例)
- ふりかえり(決まったテーマ/わくわく度/最初に挑戦すること)
授業の流れ¶
第1時 — 沖縄の環境問題の発見¶
| 時間 | 活動 | スライド | ねらい |
|---|---|---|---|
| 3分 | 6年理科の全体像 | 1-2 | 1年の地図を見せる |
| 2分 | めあて提示 | 3 | 答えより「問い」を先に持つ |
| 3分 | 沖縄のしぜん紹介 | 4 | 身近な自然に再会する |
| 10分 | 映像① サンゴ白化+記録 | 5 | 心がゆれる体験 |
| 8分 | 映像② 海洋ごみ+数字 | 6 | 「数」で驚く |
| 4分 | ウミガメ視点で考える | 7 | 生きものの立場に立つ |
| 10分 | 付せんで「なぜ?」洗い出し | 8 | 質より量 |
| 5分 | 班で共有・分類 | 9 | 似た問いの仲間分け |
第1時のポイント
- 映像で心をゆらす → その直後に付せんで捕まえる。時間を置かない。
- 「答え」は言わない。教師は「いいね、その問い」を繰り返すだけ。
- 付せんの数 = 多いほど良し。質は後の時間で上げる。
第2時 — 年間探究テーマの設定¶
| 時間 | 活動 | スライド | ねらい |
|---|---|---|---|
| 3分 | 前時の到達点+KEY QUESTION | 1-2 | たくさんの問い→1つを選ぶ日 |
| 2分 | めあて+4ステップ | 3 | 今日のゴールを明確化 |
| 5分 | ステップ1 問いを整理 | 4 | 広すぎる問いを分割する |
| 10分 | ステップ2 3案を書き出す | 5 | 選ぶために比べる |
| 8分 | ステップ3 4チェックで絞る | 6 | 1年続けられるかを見極める |
| 5分 | 具体化のコツを確認 | 7 | 1つの生き物/場所に焦点化 |
| 5分 | テーマ宣言カード記入 | 8 | 自分の言葉で書く |
| 5分 | 宣言タイム(班で1分ずつ) | 9 | 仲間に開く |
| 2分 | スプレッドシートに入力 | 10 | クラスの地図に自分を置く |
よくあるつまずき
- テーマが広すぎる:「環境を守るには?」など。→ 「1つの生き物 / 1つの場所」に絞らせる(スライド7)
- ワクワクしない消極選択:「これが調べやすそうだから」→ スライド6の4チェックのうち「ワクワクする?」を最優先に。
- テーマが早く出すぎる児童:他の案も3つ挙げさせてから1つ選ばせる。比べる工程を省略しない。
準備物¶
備品・消耗品¶
- 付せん(3色以上)× 児童数 × 10〜15枚
- 模造紙 × 班数
- マーカー × 班数
- A3 年間学習計画表(表示用)
- 沖縄の自然/環境映像(サンゴ白化・海洋ごみ。NHK for School 推奨)
ICT¶
- プロジェクタ+YouTube/NHK for School 再生環境
- Google Earth(導入で沖縄を俯瞰)
- クラス共有スプレッドシート(テーマ集計用)
教材ファイル¶
- 05_地球と私たちのくらし_1時間目.pptx
- 06_地球と私たちのくらし_2時間目.pptx
- テーマ宣言カード(スライド8をA4印刷)
評価¶
| 評価 | 基準 |
|---|---|
| A(十分満足) | 環境問題と理科の学びを結びつけた探究テーマを自分で設定し、年間を通して追究する強い意欲を持っている |
| B(おおむね満足) | 環境と生き物の関わりに関心を持ち、探究テーマを設定している |
| C→B支援 | 「サンゴが白くなるのはなぜ?」「プラスチックはどこへ行く?」など具体的な問いを提示し、焦点を絞らせる |
ふりかえり(授業後に記入)¶
この欄は授業後、unit1/do-check.md にコピーする
- 第1時で出た問いの総数:_____ 枚/学級
- 班で分類されたクラスター数:_____
- テーマが「1つの生き物/場所」に具体化できた児童:_ / ___人
- クラスで一番多かった領域:_____(海 / 森 / 大気 / その他)
- 次回修正したい点:_____