理科における研究の視点¶
校内研究は算数科が中心だが、「見通し・選択肢・確認」の3つの視点は理科の問題解決学習と非常に相性がいい。
理科の問題解決プロセスとの対応¶
| 研究の視点 | 理科での具体的な姿 |
|---|---|
| 見通し | 単元の全体像を示す。「今日はこの実験で、全体の〇時間目」という位置づけが分かる |
| 選択肢 | 予想の立て方、実験方法、記録の仕方、まとめ方を自分で選べる場面をつくる |
| 確認(CP) | 実験の結果を自分の予想と照らし合わせ、考察で「わかったこと」を言語化する |
理科ならではの強み¶
理科の問題解決プロセス(問題→予想→計画→実験→結果→考察→まとめ)は、そのものが「Plan→Do→Check→Action」の構造を持っている。
つまり、理科の授業を丁寧にやること自体が、自己調整力を育てることに直結する。
各単元で意識すること¶
見通し¶
- 単元の導入で「何を学ぶか」「何時間で学ぶか」を子どもと共有する
- 理科開きで「問題解決の流れ」を体験させておく(→ 定規落としゲーム)
選択肢¶
- 予想の立て方:個人→班→全体 or 個人→全体
- 実験方法:教師提示 or 子ども計画
- 記録方法:ノート / タブレット / ワークシート から選択
- ヒントカードの準備(つまずき対応)
確認(CP)¶
- 毎時間のふりかえり(3つの視点:わかったこと、学び方、次にやりたいこと)
- 単元末の自己評価
- 子どものふりかえり記述の蓄積 → Do & Check のエビデンス
検証の観点¶
- チェックポイントを「合否」で終えず、次の行動につなげているか
- ふり返りで学び方を言語化し、次時に反映できているか
- つまずいている子を支援できているか