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地球と私たちのくらし ― Plan

単元情報

項目 内容
学年 6年(1〜4組)
時数 2時間
時期 4月
領域 B生命/地球 / B(3)ア(ア),イ

教材研究

6年理科の学習全体への見通しを持たせ、環境と生き物のかかわりについての年間探究テーマを自分で設定する。児童が自分たちの身の回りの環境問題と理科学習を結びつけることで、1年間を通して主体的に探究する意欲を育む。

沖縄の地域性

沖縄の豊かな自然環境—サンゴ礁、やんばるの森、河川—を学習素材に活用する。特にサンゴの白化問題と海洋ごみ問題を導入に用い、「自分たちの沖縄をどう守るか」という視点から児童の学習意欲を喚起する。旧盆やムーチーなど沖縄の伝統文化が自然と深くかかわっていることに気づかせる。

校内研究との接続

視点 この単元での具体
見通し 6年理科の学習内容全体(生命・地球・エネルギー・粒子)の4領域を整理し、年間の流れを理解する
選択肢 環境と生き物の関わりに関する複数の探究テーマから、児童が自分で1つを選択して追究する
振り返りCP 年間テーマの設定時に「何を明かしたいのか」「どう調べるのか」の振り返りポイントを確認する

評価基準

評価 基準
A(十分満足) 環境問題と理科の学びを結びつけた探究テーマを自分で設定し、年間を通して追究する強い意欲を持っている
B(おおむね満足) 環境と生き物の関わりに関心を持ち、探究テーマを設定している
C→B(支援) 「サンゴが白くなるのはなぜ?」「プラスチックはどこへ行く?」など具体的な問いを提示し、焦点を絞らせる

つまずきポイントと対策

よくあるつまずき

テーマが広すぎて焦点が定まらず、何を調べてよいか分からなくなる児童が多い。対策として「1つの生き物を選んで追いかける」という方式を示し、スコープを限定させる。また、既存の6年生の探究例を見せることで、テーマ設定の具体性を高める。

展開表(全2時間)

時間 テーマ・ねらい 主な学習活動 教師の支援 評価
1 沖縄の環境問題の発見 サンゴ白化・海洋ごみの映像視聴→問いの洗い出し 映像で感情的な引き込みをした後、「なぜ?」という問いを引き出す 環境への関心
2 年間探究テーマの設定 班で問いを整理→テーマ候補を3つ挙げる→自分のテーマを決める 1つの生き物に焦点化するよう支援。既存例を示す テーマの具体性・実行可能性

ICT活用

沖縄の環境映像(サンゴ礁・海洋ごみの実態)をYouTubeやNHK for Schoolから活用。Google Earthで沖縄全体の自然環境を俯瞰し、学習フィールドを把握する。テーマ設定後、児童がどの環境問題を選んだかをスプレッドシートで集計し、全体で共有。

準備物

  • 沖縄の自然環境の写真・映像(サンゴ礁、海洋ごみ、やんばるの森)
  • 年間学習計画表(A3判)
  • テーマ設定ワークシート
  • 地球儀または世界地図

検証の視点

  • 児童が自分の言葉で「なぜこのテーマにしたのか」を説明できるか
  • テーマが具体的で1年間追究可能な形になっているか
  • 自分で設定したテーマについて追究意欲が高いか